会議
2013年度 運営委員会
日時 平成25年5月29日(水)午後2時半~3時半
場所 富山県民会館 706号室
Ⅰ 出席者
運営委員
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青柳正規、秋道智彌、雨宮洋司、今村弘子、佐々木外志、
日吉敏幸、藤野文晤、牧田和樹 |
事務局(3名) |
Ⅱ 会議の概要
1.挨拶
日吉敏幸 富山県観光地域振興局長
2.議題
(1)日本海学推進機構会長選出について
日本海学推進機構設置規程第5条第2項に基づき、委員の互選により、青柳委員が会長に再選された。
(2)日本海学推進機構会長職務代理者の指名について
日本海学推進機構設置規程第5条第4項に基づき、青柳会長から秋道委員へ会長職務代理者の指名が行われた。
(3)平成24年度事業の実施結果について
事務局から資料に基づき説明⇒承認 平成24年度日本海学事業実施結果
(4)平成25年度事業の実施計画(案)について
事務局から資料に基づき説明⇒承認 平成25年度日本海学事業計画案
Ⅲ 質疑要旨
・高度差4000m森里海のつながり発見事業について
(委員)多面的で素晴らしい事業である。森里海などの研究は我々もやっているが、特に高校生など若い世代の取り組みが重要である。日本海学を若手に継承していくときに、水産分野の若手の学生の取り組みは非常に重要になる。富山県にも県と学校が連携する取り組みがあるわけだから、もっとアピールしていけばよい。
また、東北被災地の人々との連携により、富山での日本海学の蓄積を東北に向かって発信してもいいのではないか。
(委員)再来年、小中高の教科書が改訂される。指導要領に海の話が一文でも出れば、小学校から高校まで普及するのだが。
全国で里海をいろいろやっているが、富山の取り組みは結構層が厚いので、これを活かさない手はない。現在、ニューズレターなどいろいろな本を作る計画をしている。特にグループ支援事業の高校生の海洋クラブや大学院研究生のホタルイカの研究も面白そうなので、できれば寄稿してもらえればありがたい。
(委員)今の日本のアカデミア全体の問題だが、フィールドサイエンスが非常に弱くなりつつある。だから、高校レベルからフィールド・リサーチをやり始めているというのは本当に心強い。
(委員)大変素晴らしいと思う。海関係の部門は、船を中心として、常に行革の対象になっている。全国的に縮小傾向が強い中で、親子で乗船体験できる事業を聞くとほっとする。
(委員)高度差4000mの親子教室は40名(20組)募集のところ、昨年は14組しか参加しなかった原因は。
(事務局)2日間連続の企画だったので応募が減ったのでは。1日だけ参加でもよいかという問い合わせもあったが、昨年は1年目で応募が殺到するかと思い、少し入り口を厳しくした結果、こうなったようである。今年度はどちらか一方でも参加できるよう改善したい。