会議
2006年度 運営委員・専門委員合同会議
平成18年5月17日午後3時~5時
東京都 都道府県会館
Ⅰ 出席者
運営委員 |
伊東俊太郎会長、小泉格委員、大塚和義委員、中井徳太郎委員、 丹羽昇委員、藤田富士夫委員、金森忠夫委員、荻澤滋委員 |
専門委員 |
上垣外憲一委員、木村汎委員、清家彰敏委員、 武田佐知子委員、山本良一委員 |
事務局(6名) |
Ⅱ 会議の概要
挨拶等
(1)荻澤滋知事政策室長あいさつ
(2)伊東俊太郎会長あいさつ
議事
(1) 平成17年度事業の実施状況について
事務局から資料に基づき説明
→平成17年度事業一覧
委員 大学連携講座について抄録等は出しているのか。
事務局 講師の都合もあり、現在は、要約をホームページに載せるようにしている。
委員 大学との連携はどのようにやっているのか。
事務局 カリキュラムを決定する際に大学と相談しながら、外部講師の謝金や広報などの負担について当方が担うなど、ケース・バイ・ケースで対応している。
(2)平成18年度事業の実施計画(案)について
事務局から資料に基づき説明
→平成18年度事業一覧
(主として『日本海学の新世紀』に関連して)
委員 北前船はもっと扱わないのか。
事務局 パネルディスカッションで面白い話があったので特集として載せることとした。さらに、寄稿者として、相応しい人を紹介していただければありがたい。
委員 立山など富山に関連することを掲げていく必要がある。
委員 日本海学でありながら、富山を広めたような話が中心で韓国・ロシア等が入っていない。また、地球温暖化に向けた大変な時点たが、これに関連した記述が欠け、危機意識がない。
事務局 これまでの号である程度は扱ってきている。
委員 当初、学として県がどこまでできるか議論があったが、循環と共生をテーマとしてとにかくやってきた。
委員 予算の削減への言及があったが、それは企画して外部から集めてくるべきものである。
委員長 ちょっと守りに入っている観があり、少し気宇壮大にしてもよいようにも思える。
事務局 一度、原点に立ち返って考えていきたい。
(3)委託研究事業の平成17年度の成果について
小泉委員
「最終氷期最寒時(2万年前)以降における日本海の環境変動に関する高分解能研究」
→報告概要
委員長 出版等で、富山の支援による成果と明記されるのはいいことだ。
日中産学官交流機構幹事坂田泰文氏
「環境・資源・エネルギー問題への日中間での共同対処策に関する研究」
→報告目次
中井委員 関連して、東京・富山でフォーラムを開催した。
清家委員 報告書は経済産業省等でも利用してもらうこととなっている。
委員長 日中の関係が発展していくことは好ましいことだ。
(4)その他
委員 『日本海学の新世紀』については他の県の方に書いてもらうなど方法があろう。委託研究中止は残念だが、外部資金との連携などを検討していく必要があろう。
委員 そろそろ日本海のマイナスの側面(対立、競合など)についても手をつけるべきでないか。
委員 富山大学には韓国関係の優秀なスタッフが何人もいるのだから連携して欲しい。
委員 日本海の現代史の問題など日本海学のポテンシャルを本当の意味で掘り起こしていないのではないかと思う。
委員 日本海学はスペシャリストが担当しないとできないが、県庁の組織ではむつかしい面がある。