出版等事業:「日本海学の新世紀」シリーズ (全国の一般書店と、富山県刊行物センターのみで販売)

日本海学の新世紀8 総集編「日本海・過去から未来へ」

編集:日本海学推進機構
企画:富山県国際・日本海政策課/日本海学推進機構
発行所:株式会社角川学芸出版
発行年月:2008年3月

価格:1365円


『日本海学の新世紀8 総集編 日本海・過去から未来へ』 目次
はじめに
日本海学の提唱と歩み 富山県国際・日本海政策課  
1章 文明の交流
比較文明学から見た日本海文明交流圏 伊東俊太郎 東京大学名誉教授
地図にみる「日本海」の呼称 青山宏夫 国立歴史民俗博物館助教授
日本海をめぐる玉文化交流 藤田富士夫 富山市埋蔵文化財センター所長
「越国」の起源―龍蛇と鳥は語る 安田喜憲 国際日本文化研究センター教授
渤海と古代日本―日本海を結ぶ交流 酒寄雅志 國學院大學栃木短期大学教授
日本文化に影響したアイヌ文化 大塚和義 国立民族学博物館教授
近世日本海の大動脈、日本海海道の形成と展開 深井甚三 富山大学人間発達科学部教授
<講演>文明と海 青柳正規 東京大学大学院教授
2章 循環と共生
日本海の成立と海流の脈動 小泉格 北海道大学大学院理学研究科教授
日本海深層循環系の成立と現状 蒲生俊敬 北海道大学大学院理学研究科教授
陸と海がつながる自然の循環系 張勁 富山大学理学部助教授
海を渡る黄砂と酸性雨 佐竹研一 立正大学地球環境科学部教授
<インタビュー>森と水と動物たちを語る C.W.ニコル C.W.ニコル・アファンの森財団理事長
次世代の燃料資源を生む日本海―日本海の構造と海底資源 竹内章 富山大学理学部教授
海との共生の知恵―日本海沿岸の北と南 秋道智爾 総合地球環境学研究所教授
環日本海構想の歴史的変遷―「開発優先」型から「環境優先」型構想へ 若月章 県立新潟女子短期大学国際教養学科助教授
交流と協力―可能性の前途に横たわる諸問題 木村汎 拓殖大学海外事情研究所教授
<対談> 環日本海地域の可能性 船橋洋一∕中井徳太郎 朝日新聞コラムニスト/東京大学医科学研究所教授
3章 持続可能性への展望
「地球温暖化」と環日本海の気候・環境変化 安成哲三 名古屋大学地球水循環研究センター教授
環日本海と水資源と持続可能性 沖大幹 東京大学生産技術研究所教授
海の恵みのと持続可能性 有元貴文 東京海洋大学教授