富山湾60秒シアター
番外編 2008.8月 日本海学講座で和船体験
2008年度第3回日本海学講座「氷見1泊2日学びの旅」で、木造和船の「テンマ」に乗船しました。「和船建造技術を後世に伝える会」の協力で、2隻の「テンマ」を氷見漁港内で操船してもらいました。「少年時代を思い出した。」「ゆったりとした感じがよかった。」と参加者には好評で、中には櫓漕ぎ体験した人もいました。
解説
- 「和船建造技術を後世に伝える会」 平成15年、氷見市鞍川D遺跡から中世の丸木舟が出土したことを契機に、木造和船とその建造技術、和船を用いた漁労習俗などを後世に伝承していくことを目的に平成16年に発足した。船大工の番匠光昭氏を代表とし、氷見地域を中心に日本海沿岸地域の木造和船の調査、収集、修復活動などを行っている。
- 「テンマ」 小型の和船で、一本釣りやタコツボ漁のほか、サザエやワカメなどを採集する磯見漁に使用されていた。小商売の漁師が1人乗り、櫓と櫂を練って操船された。三枚合わせの底板の両側にカイバタ(舷側板)を立てた五枚仕立ての構造。〔「氷見の和船」(和船建造技術を後世に伝える会編)参照〕
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