富山湾60秒シアター
vol.38 2012.7月 高度差4000m 森里海フィールド親子教室
県内の小学生親子13組28名が参加しました。一日目は、実習船若潮丸で富山湾中央部まで行き、富山湾の特徴や生物の講義、実験を行ないました。二日目は、立山博物館で立山の自然や文化の説明を受けたあと、アルペンルート沿いの自然を観察しました。富山高等専門学校、富山大学、魚津水族館、立山博物館、富山県ナチュラリスト協会からスタッフ、講師が派遣されました。
解説
- 「若潮丸」 富山高等専門学校の実習船。全長53.59m。総トン数231トン。
- 「水圧実験」 水深800メートルまで沈めると、カップめん容器は押しつぶされて小さくなり、カット野菜は短時間で浅漬けになっていた。
- 「蜃気楼実験」 空気の温度差により発生する蜃気楼を水槽の塩水と真水の密度差を利用して、人工的に再現する。
- 「立山博物館」 「立山の自然と人間の関わり」について調査研究し、その成果を紹介している。立山信仰の拠点、芦峅寺に立地する。
- 「美女平」 標高約1000m。タテヤマスギやブナの原生林が広がる。
- 「火炎杉」 樹齢推定二千年のタテヤマスギ。幹周6m。
- 「弥陀ヶ原」 標高1600m~2100m。2012年7月3日に湿地を保全する「ラムサール条約」に登録。「餓鬼の田」と呼ばれる池塘(湿地)が多く見られる。
- 「チングルマ」 バラ科チングルマ属。北海道から本州の高山帯に自生する。
- 「ニッコウキスゲ」 ユリ科。別名ゼンテイカ。北海道から本州にかけての低山帯から高山帯に自生する。
- 「ワタスゲ」 カヤツリグサ科。北海道から本州にかけての亜高山帯から高山帯の湿原に群生する。
- 「室堂平」 標高約2450m。ハイマツや高山植物の草原が見られる。
- 「シナノキンバイ」 キンポウゲ科。北海道から本州にかけての高山帯に自生する。
- 「ハイマツ」 マツ科。北海道から本州にかけての高山帯に自生する。
- 「イワヒバリ」 イワヒバリ科。北海道から本州にかけての高山帯に生息する。
- 「ベニバナイチゴ」 バラ科キイチゴ属。北海道から本州にかけての亜高山帯から高山帯に自生する。
注意事項
- 各動画の長さはそれぞれ概ね60秒です。「シアターリスト」メニューからご覧になりたい動画をクリックしてください。動画上の再生ボタンをクリックすると動画の再生が始まります。
- サイトに掲載している動画の著作権は、(財)とやま国際センターにありま す。無断転載は禁止となっています。
- 動画をご覧頂くには「Adobe Flash player 10」以上が必要です。こちらからダウンロードしてください。