富山湾60秒シアター
vol.39 2012.11月 黒部市沖 ヒラメ刺し網漁
くろべ漁協管内には6隻の刺し網漁船があり、それぞれ決められた数箇所の海域で漁をします。取材当日の網入れは荒俣沖、網上げは生地沖でした。ヒラメ漁場は水深30~150メートルということですが、黒部市沖の海底地形が急深なためか、岸からとても近い印象です。引き上げられた網には、数メートルおきにヒラメがかかっていました。網に絡まるヒラメは、手際よく外されていきます。刺し網漁によるヒラメの漁獲量は、黒部市が県内最多です。
登場する生き物たち
- 「刺し網漁」 魚介が遊泳通過する場所に帯状の網を張り、網目に刺さったり絡まったりした魚介を捕らえる漁。黒部市沖では、ヒラメ、ハチメ、キジハタ、アンコウ、アカガレイ、マダラ、スケソウダラなどを漁獲している。網目の異なる3枚の網を重ねたヒラメ刺し網(三枚網)は、高さ約6メートル、長さは最大で約450メートル。
- 「ヒラメ(全長40センチ)」 日本各地に生息する白身の高級魚。黒部市では「おおがれい」とも呼ばれている。周年漁獲されるが、盛漁期は12月。ベニズワイガニ、キジハタとともに黒部の魚に選定されている。射水市では養殖もされている。
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