日本三大深湾のひとつ
富山湾は、日本海側の中央に位置し、西側を能登(のと)半島に守られた内海です。もっとも深いところは水深1,200m以上もあり、太平洋側の駿河湾(するがわん)、
相模湾(さがみわん)とならんで日本を代表する深い湾のひとつでもあります。
富山湾の地形は、浅いところが少なく、岸近くから急に深くなっていることが大きな特徴です。また、海底は深い谷(海底谷)が刻まれた、ふくざつな地形をしています。
海底谷がせまり、岸から急に深くなっているところは、海の青さが一段とこく、深い藍(あい)色をしています。
その色から「あいがめ(藍瓶)」とよばれ、シロエビやバイ貝、ベニズワイガニなどのかっこうのすみかとなっています。

あいがめ(藍瓶)
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