環日本海の野生生物が危ない!
環日本海地域には、絶滅(ぜつめつ)が心配されている野生生物としてトキ、コウノトリ、タンチョウ、イヌワシなどの野鳥や、シベリアトラやツシマヤマネコなどがいます。
そうした生きものを守るために、日本では「絶滅のおそれのある野生生物の種の保存に関する法律」がつくられ、このような動物をとることを禁止したり、保護する生息地域などが決められています。
しかし、日本だけの力で環日本海地域の生きものを守ることはできません。日本海をとりまく国や地域が協力し、絶滅のおそれのある野生生物の調査をし、生きものの貴重なすみかでもある日本海の環境を守っていくことが大切です。